※<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2012-07-09です。
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WindowsServer2012の声が聞こえてきました頃に、今頃?と言う感じですが、2008のドメインコントローラへの昇格を初めてやりました。
それまで、ドメインコントローラにはWindowsServer2003でずっと運用していたのですが、そろそろH/Wがガタがきはじめたので、お亡くなりになる前に2008の新しいサーバ機をドメインコントローラにしました。
始める前は、「チョイチョイ」くらいの作業と思っていたのですが、意外と面倒でした。恐らく2008オンリーの環境ではスムーズに行ったのでしょうが2003混在のため、「スキーマの拡張」という作業が必要でした。
2008のサーバーマネージャーで「役割の追加」を行ったところ、「このサーバーはまだドメイン コントローラーとして実行されていません。Active Directoryドメイン サービス インストール ウィザード(dcpromo.exe)を実行して下さい。」
とあるので、実行し進むと、
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Active Directoryを検査しています
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と何やらAD環境をスキャンしている様子。
(※若干、表現がちがったかも)
「adprep /forestprep」でスキーマを拡張するようメッセージが
adprepは2008R2のインストールディスクの\support\adprepにあるとの事。
ちなみにadprep.exeは64bit用で、adprep32.exeが32bit用になっているようです。(ここから、サーバOSは64bitが主流なんだなぁ、と改めて感じました。)
で、実行すると「ドメインコントローラで実行しろ」とのメッセージで、2003のドメインコントローラで実行するとスキーママスターでやれ、とのこと。(初めからそうメッセージで言ってくれてたら、無駄な作業が減ったのに・・・)
で、スキーママスターであるドメインコントローラで実行すると、ADPREPの警告が表示され、cを押してからEnterキーを押せとのことなので、従うと、実行が始まりました。
メッセージ的には「成功しました」なので、大丈夫そうだが結構時間がかかり、ややヒヤヒヤものでしたが、無事終わりました。
特に最後の方で延々と
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と続き、しばらく青ざめましたが、
「Adprep はフォレスト全体の情報を正しく更新しました。」と表示が出て一安心。
そして、2008R2に戻り、dcpromoを実行するも今度は"adprep /domainprep"をやれ、との事。
これは、あっさり終わり、2008R2にまたまた戻り、dcpromoを実行すると、
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"adprep /rodcprep"がまだ実行されていないため、このドメインに読み取り専用ドメインコントローラをインストールできません。
続行しますか?
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と出ました。読み取り専用は不要だったので、「はい」でそのまま進んで行くと、
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静的IPの割り当て
このコンピュータには、IPアドレスが動的に割り当てられています
このコンピュータには、IPプロパティに静的IPアドレスが割り当てられていない物理ネットワークアダプターが、少なくとも1つあります。・・・
・・・静的IPアドレスを割り当てずに続行しますか?
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となりました。
サー バ機を扱ったことがある方はご存知かと思いますが、サーバ機にはNICが複数あることが多いです。で、今回のサーバもそうだったんですが、未使用のNIC はデフォルトでDHCPになっているので、上記のメッセージが出た訳です。で、未使用のNICを「無効」にしました。
で、そのまま素直に進み、再起動して無事2008R2のドメインコントローラが完成しました!!!