なんでもシステム管理者(IT大好き?)

なんでもシステム管理者(日本酒大好き)が実質的日本酒のブログになったのでIT関連を分離しました。

ほんまに「なんでもシステム管理者」(^_^;

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2014-02-10です。

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今日の午後、「xxさーん、ドアが壊れた~!」と私を呼ぶ声がしました。

何事かと見に行くと、ドアのヒンジがネジで固定されているのですが、固定しているのが木の枠で、長年のドアの開閉によりストレスがかかってネジ穴がバカになったようです。このまま放っておけば、ドアが突然落ちるかも・・・

と言う訳で「どぎゃんとせんといかん」(古いかな・・・)ので、取りあえずてっとり早くノーコスト(ローコスト以下(^_^;)でやるにはヒンジの取り付け位置をずらして、新しくネジ穴を作る事ぐらいです。で、ヒンジを外して、位置をずらして取り付けました。

こんな感じです。赤丸部分がヒンジが元々付いていた場所です。

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作業をしながら、「ん?これシステム管理者の仕事か?」とかすかな疑問を抱きつつも、こういったDIY的な作業は好きなのでチョイチョイっとやっちゃいました。

思えば蜂の駆除やら雑木の伐採、事務所の開設、移転、閉鎖等、我ながら色々やってるなぁ・・・
まぁ、これだけ色々できるシステム管理者は、そうおらんやろ!!と自己満足モードです(^_^)

Cube PDF!! ご存知ですか?

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-10-14です。

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シス管ネタというほどでは、ありませんがパソコンネタです。

皆さんPDFファイルを閲覧するのにAdobe Readerというソフトを使用されている方は多いかと思います。

でも、時にはWordの文書や閲覧しているホームページをPDFファイルにして保存してみたい、またPDFの中の不要なページを削除したり、複数のPDFファイルを1つにまとめたりしたい、といったことがあるかと思います。
通常ですと本家本元のAdobeから販売されているAcrobatを使用するのですが、ちょっとした用途だったり個人用途で使用するために買ってまで・・・といったことがあるかと思います。

そんな時におすすめなのがCube PDFとCube PDF Utilityの2つのソフトです。

探せば無料で使えるソフトが結構ある物ですね。

印刷する要領でPDFを作成するのが「Cube PDF」で32bit版、64bit版がここからダウンロードできます。

そして、こちらはリリースしたての「Cube PDF Utility」で32bit版、64bit版がここからダウンロードできます。

Cube Softさん、いいものをフリーで出してくれてありがとう!!

むむっ!! NTT フレッツVPNワイド

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-09-12です。

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超久々にシス管ネタです。(^_^;

ちょっと苦労したので備忘録として書いておきます。

「フレッツVPNワイド」とはNTTが提供するIP-VPNサービスです。
と書いてもIT関係の人でなければピンとこないかもしれませんね。
おおざっぱに簡単に言うとVPNとはVirtual Private Networkの略で複数の場所のネットワークをセキュリティを保ったまま接続するものです。
VPNにもいくつかの方式があるのですが、その一つにIP-VPNという方式があり、その方式でNTTが提供しているサービスとして「フレッツVPNワイド」なるものがあります。

個人的には使いたくなかったのですが(^_^;、使わざるを得ない状況があり使いました。
このサービスには「管理者」と「参加者」と大きく2種類のユーザがあるのですが、「管理者」というのは、いわゆる元締めで、色々な事を管理する必要があります。
私が今回使ったのは、「参加者」側になります。(ですので、「管理者」側の事は知りません・・・)

こ のサービスを使用するには光ネクストのインターネット回線を使用する必要があり、そのオプションサービスとして位置づけられています。そのオプションを付 加するには「フレッツVPNワイド」を使いたい光ネクストで接続されたパソコンから「サービス申込みページ」から手続きを行うか、書面で申し込むことにな ります。「サービス申込みページ」からの方がてっとり早いのですが、「管理者」から以下の情報をもらっておく必要があるのですが、残念ながら私のもらった 情報では不足していたので書面での申込みになりました。
 ・企業識別子
 ・ユーザーID
 ・パスワード
 ・VPN暗証番号

手続きが済むとNTTから「フレッツ付加サービス等お申込み内容のご案内」が届きます。これには、上記のVPN暗証番号以外の情報が載っています。これに記載されているご利用開始年月日以降は、特に申し込む必要なく使用可能になります。

「フレッツVPNワイド」のマニュアルはここに あるのですが、この先の事が今一つ分かりにくく、また届いた案内にも技術的な問合せ先が書いていないんです。書いてあるのは故障時の連絡先だけ。そこで、 NTTの一般的なところから電話したのですが、久々に「NTT たらい回し攻撃」にあいました。結構このサービスの事をよく知らない人が多くて、人によっては「それ、ウソやん!」なんてのも多々ありました。そして最終 的にたどり着いたのは、なんと故障時の連絡先・・・。そんなんやったら、ちゃんと、故障だけやなくて技術問合せ先とも書いて欲しかった・・・2時間はロス しました。

で、そこで聞いて有効だった情報は以下の通りです。

・パソコン単体で接続するにしろ、ルータで接続するにしろPPPoE接続で行う。
 そのPPPoE接続のIDには「ご案内」に記載されている
  <ユーザーID>@<企業識別子> で、パスワードは記載のパスワードのまま。
・回線と「フレッツVPNワイド」サービス自体は契約しサービス開始で自動的に紐づいている。
・回線をこのサービスのみの使用でインターネットアクセスが不要であればプロバイダ契約は不要。(インターネットに出る前のNGN網内のサービスだから)
・光ネクストでは2セッションまで張れるので、「フレッツVPNワイド」だけでなく、インターネットも使用する場合はそれぞれのセッション用にPPPoEの設定をすれば良い。(安価なブロードバンドルータでは設定不可かも?)

NTTとしては、このサービスをお手軽、簡単をウリにしているようですが、う~ん・・・(私のスキルの問題かも知れませんが(^_^;)説明さえもう少し分かりやすくすれば、確かにお手軽、簡単かとは思います。

 でも、やっぱり個人的にはIPsec対応のルータを買って自分で設定する方が好きです。オプションの費用も掛かりませんし、自由度が高い!!まぁ、その分責任は跳ね返ってきますが、それもまた良し!?

 

良かったら、こちらもどうぞ!!

「なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

停電は嫌~い!!

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-07-03です。

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というか、好きな人はそうそういないかと思います(^_^;

久々のシス管ネタなんですが、職業的に停電が嫌い!!ということなんです。ここんとこ連続して停電くん(?)には面倒をかけられました。

先々 週にはシス管としてではなく、1エンジニアとしてとあるお客様の施設で電源設備の点検のため停電があるとのことで行きました。簡単に言うと停電前にサーバ をシャットダウンして、復電後サーバの電源を入れて動作確認をするという物です。しかーし、そう簡単には問屋がおろしません!このお客様の施設のサーバは 古く、またネットワークがややこしいんです。復電後、私は主にネットワークを、他のメンバーはサーバを見ていたのですが1部のサーバ君が起きてくれな い・・・。想定内ではありましたが、「やっぱり・・・」と皆で落胆している暇もなく、なんとかするため蓋をあーしたり、こうしたりしてなんとか起きてくれ ました。なんと目覚めの悪いサーバ君でしょう。

で、サーバが起きたのでサーバとクライアント(ようするにパソコンです。)間で通信ができる かチェックしていたのですが・・・通信できない。そこで、地道に原因がどこにあるか探していくと、古いISDN TAという装置が復電後のショック(?)で動転していたようなので、気付け薬をあげるとおとなしくなりました。やっと治ったかと思うと、まだおかしいとこ ろがありました。そこで、おかしいところを順番にたどっていくと・・・ループしているところがありました。このループってやつはネットワーク管理者の点 滴、もとい天敵でして、ちょこちょこ苦しめられます。
そんな訳で、この日無事に作業が終わり帰路に着いた頃には夜が白みかけていました。もう今年だけで徹夜仕事が3回・・・たまりまへん(^_^;

で、 次に会社の電源設備の点検のための停電がありました。この時はまさか、トラブルとは予想していなかったのですが、サーバ君が一人ご機嫌を損ねてしまい、そ の復旧に夜遅くまでかかりました。幸いメインのサーバでは無かったので、比較的心に余裕をもって作業ができたのですが、当分もう停電はコリゴリで す!!!!!

WSUS移行で苦戦しました

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-02-09です。

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※2017/1/24追記

 下記の作業から数年が経ち、新たにWSUSを3.0SP2からWSUS2016へ移行する必要性がありました。今回の移行もなかなか難しくて苦労しましたが、その記録を下記の記事にしましたので、良かったら見てください。

「WSUS3.0SP2からWSUS2016への移行」

 

 

珍しく、連続でシス管ネタです。

というか、単に自分の備忘録なんですが・・・・

パソコンでWindowsを使用されて いる方は多いかと思いますが、まぁどのOSでもセキュリティに穴があって、それを塞ぐための修正プログラムが開発元から提供されます。Windowsでは WindowsUpdateという形でほぼ毎月修正プログラムが提供されています。残念ながらインターネット上には悪意を持ったユーザ、プログラムが蔓延 しているためアンチウィルスプログラムの使用と共にWindowsUpdateを行う必要があります。

個人で使用しているパソコンであれば 不通にWindowsUpdateをすれば、いいのですが、会社に100台のパソコンがあるとして、もしその100台が一斉にWindowsUpdate を行うとどうなるでしょうか?その会社のインターネットアクセスは、WindowsUpdateだけで帯域を占領してしまい、他のサイトへのアクセスがま ともにできなくなるでしょう。
また、ダウンロードされる側のWindowsUpdateのサーバにしても世界中のパソコンから一斉にアクセスされたら、まともに動かなくなるでしょう。

そこで、Windows Server Update Services (WSUS)という物があります。簡単に言うと、会社の中にWindowsUpdateの中継サーバを設置し、社内のサーバはMicrosoftのサーバではなく、社内に設置されているWSUSサーバにアクセスするという物です。

私がシス管を務める会社でもWSUSを運用しているのですが、そのサーバ機が少々古いこともあり、微妙に調子が悪かったんです。そこで、サーバ移行の準備をしていたんですが、悲しいことに移行が完了する前に現行のWSUSが動かなくなってしまいました(T_T)

すぐさま、業務に影響するわけではありませんが、放置しておくとセキュリティが不安です。

現行サーバが稼働状態であれば、「WSUS3.0 SP2をデータベースごと移行する方法について」の 方法を取れるのですが、こうなったら新規に立てるしかありません。前回のLinuxサーバ同様、Hyper-V仮想マシンをインストールして、そこに WSUS3.0 SP2をインストール、Microsoftのサーバと同期を行い修正プログラムをダウンロードをしました。このダウンロードには時間がかるので、その日は 「WSUS君、ダウンロードよろしく!」とお願いして帰りました。

そして、月曜日の朝、同期が完了していることを確認。で、次にやることは 会社のパソコンがWindowsUpdateする際に新しいWSUSにアクセスするようにすることです。会社のパソコンはドメインで管理していますのでド メインのグループポリシーの設定を変更することになります。

ドメインコントローラ上でスタートボタンをクリックして、「プログラムとファイルの検索」欄にmmcと入力しエンターキーを押します。すると「コンソール1[コンソール ルート]というウィンドウが開きます。
次 に[ファイル]→[スナップインの追加と削除]をクリック、開いた「スナップインの追加と削除」で「利用できるスナップイン」から「グループポリシー管理 エディタ」を選択し、「追加」をクリックします。するとグループポリシーウィザードが開始されますので、「参照」をクリックします。ここで「WSUS」を 選択し「OK」をクリック。「完了」をクリック。「OK」をクリックして「スナップインの追加と削除を閉じます。

すると、コンソールルートの直下にWSUS[XXXXXX]ポリシーがあるかと思います。

[コンピュータの構成]→[ポリシー]→[管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[Windows Update]まで進むと、コンソール1の真ん中のウィンドウにWSUSに関する設定項目が表示されます。

そ の中の「イントラネットMicrosoft更新サービスの場所を指定する」をダブルクリックすると設定用のウィンドウが開きます。左上に未構成、有効、 無効の選択肢が有効になっていることを確認して、オプションの「更新を検出するためのイントラネットの更新サービスを設定する」と「イントラネット統計 サーバーの設定」を新規にWSUSをインストールしたサーバー名もしくはそのIPアドレスを設定し、「OK」をクリックします。「コンソール1」を閉じま す。

これで、各クライアントPCは新しいWSUSサーバにアクセスするはず・・・・ですが、自分のPCでWindowsUpdateをするとつながらない!!!

ここで、考えたのはクライアントPCが以前のWSUSサーバへアクセスしようとして失敗しているのか、新しいWSUSサーバが動いていないのか、あるいは、その両方か?

そこで、原因を切り分けるためにWSUSへの通信をキャプチャして確認することにしました。ここで使用したのはネットワーク屋さんなら、皆さんご存知のWireshark、昔はEtherealという名前で、その頃からフリーウェアでありがたく使わせていただいてます。これまでも、ネットワークがらみで問題が発生した時に、Wiresharkでパケットを解析することにより解決の糸口を見出してきました。

ま ずは、オプションでキャプチャするパケットを旧WSUS宛のみに限定してWindowsUpdateを開始すると、パケットはない。次に新WSUSのみに 限定してWindowsUpdateを行うと、おおっ!パケットがちゃんとあり、PCからは新WSUSにアクセスしている。

ということは問題はWSUSサーバ側ということ。サーバのイベントビューアを確認すると、WSUSのサービスが一旦起動するも、その後Failureとなり、落ちている。

問題はWSUSのプログラム自体のようなので、修正プログラムを探すと、・・・ありました!

x64ベースシステム用WindowsServer Update Services 3.0 SP2の更新プログラム(KB2734608)

Windows Updateを行うためのプログラムがアップデートしないと動かないなんて、なんとも皮肉な感じです。たのんますよ、マイクロソフトさん!

で、この更新プログラムをインストールするとWSUSは正常起動し、PCからのWindowsUpdateも無事接続できるようになりました。

ふうっ~、疲れた。

 

2017/1/24追記

 上記の作業から数年が経ち、新たにWSUSを3.0SP2からWSUS2016へ移行する必要性がありました。今回の移行もなかなか難しくて苦労しましたが、その記録を下記の記事にしましたので、良かったら見てください。

 「その1」から「その2」まであります(^_^;

nansys.hatenablog.com

良かったら、こちらもどうぞ!!

「なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

Hyper-VでLinux

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-02-09です。

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久々のシス管ネタです。

で、本題ですが、同業者の方であればお分かりかと思いますが、システムのメンテナンスって平日はなかなか難し いんですよね。社員の皆さんが使用しているサービスを止めたり、再起動したりと(運が悪いとトラブって、数時間サーバが使えず、アドレナリン出まくりのプ レッシャーかかりまくりなんてことも(^_^;)

そんな訳で休日ですが、一人さびしく出勤してました。一人の事務所はエアコンを入れても寒く、コート着たまま、ひざ掛けかけてても昼間では寒くてたまりませんでした。(おかげで、眠気は全くなし!)

社内のサーバはほとんどWindows系ですが、とある業務のためにLinuxサーバが必要となりました。

とはいえ、予算不足の昨今、新たなサーバが買えるわけでも無く、既存のH/W上に今はやり(?)のバーチャルマシンで運用することにしました。

バーチャルマシンの老舗と言えばVMWareですが、ここ数年台頭しつつあるマイクロソフト純正のHyper-Vを使用しました。
一番の理由はタダ!だから。

実は数か月前も同じことをチャレンジしたのですが、Linuxのインストールまではできたのですが、Linux仮想マシンからネットワークアダプタがどうしても認識できず、他の優先業務に追いやられていました。

で、他の業務がある程度めどがついたので、ようやく再開となりました。

自分の備忘録として作業手順を記しておきます。これまでも先駆者のこういった備忘録に助けられてきましたので、自分の備忘録がどこかで誰かの助けになれば幸いです。

 

まずは前準備です。
Hyper- V上のゲストOSでネットワークアダプタを使用可能にするために「統合サービス」をゲストOSにインストールする必要があります。ゲストOSが Windowsの場合はサービスパックを当てなければならない等OSのバージョンの制限はありますが、ホストOS上で仮想マシンの「操作」から「統合サー ビス セットアップディスクの挿入」でお手軽にインストールできますが、Linuxの場合はさすがにそうは問屋がおろしません(死語(^_^;)

で、どうするかと言うと心優しい?マイクロソフトさんがLinux用の統合サービスをリリースしてくれていますのでそれをダウンロードしておきます。

Linux Integration Services Version 3.4 for Hyper-V

 ↑をクリックするとマイクロソフトのダウンロードセンターにジャンプします。V3.4は2012年9月にリリースされた物ですが2013年1月現在最新のようです。
LinuxICV34.isoがプログラムのイメ-ジファイルで、pdfが英文ですがインストール手順や対応OSのバージョン等が書かれています。両方ダウンロードしておきましょう。

で、まずはHyper-Vのインストールです。(Hyper-V導入済みの場合はこのステップは不要です。)

ホストOSはWindows Server 2008R2です。

1.まずはサーバーマネージャーを起動します。

2.左ペインの「役割」を選択し、右側の「役割の追加」をクリックします。

3.「役割の追加ウィザード」が起動しますので、「次へ」をクリックします。

4.「サーバーの役割の選択」の画面で「Hyper-V」にチェックを入れて「次へ」をクリックして後はメッセージに素直に従っていけばHyper-Vのインストールが完了します。

 

こ れで、ベースであるHyper-Vの導入が完了しましたので、次に仮想マシン、つまり今回Linuxをインストールするための箱を作ります。ご存知の方に とっては当たり前の事ですが、実際のハードウェアのようにマザーボードやら電源やらCPU、メモリ、ケース、ビデオカード等々パーツを準備する必要は何も なく、Hyper-V上でちょちょいのチョイ!と設定するだけで取りあえず「箱」が出来上がります。この段階ではOSの入っていないただの箱なので、ここ にOSをインストールします。

Hyper-VでOSをインストールする場合は実マシンのインストールと同様、インストールCDやDVDを使 用することもできますが、ISOファイルをキャプチャしてインストールすることもできます。Windowsであれば購入したインストールメディアが付属し ていますが、フリーのLinuxの場合、ダウンロードサイトからISOイメージファイルをダウンロードすることになります。実マシンへのインストールの場 合は、このISOファイルをCDなりDVDに焼いて使用するのですが、Hyper-Vの場合はISOファイルをキャプチャすることにより、CDまたは DVDとして認識することができます。

そして、まずはHyper-Vマネージャーで作成した仮想マシンをダブルクリックします。ウィンドウが起動しますが、この状態では「仮想マシン’xxxx’はオフになっています。」となっています。

ここで、[メディア]→[DVDドライブ]→[ディスクの挿入]をクリックします。すると、「開く」のウィンドウが開きますので、ダウンロードしたISOファイルを選択した開くとCD/DVDドライブにメディアを入れたのと同じ状態になります。

次に、[操作]→[開始]をクリックするか「開始ボタン」をクリックすると、仮想マシンに電源が入り、OSのインストーラが起動します。OSのインストール自体は実マシンと同じですので、メッセージに従いながらインストールするだけです。

OSのインストールが完了すれば、つぎに統合サービスのインストールです。この統合サービスをインストールしないとネットワークデバイスが使用できないので意味がありません。

OS のISOファイルのキャプチャと同様に、MicrosoftからダウンロードしたLinux用の統合サービス LinuxICv34.isoをキャプチャします。この辺りの手順を含めて諸々は統合サービスと一緒にダウンロードしたPDFに書かれています。但し英文 ですが・・・。英文と言っても手順が書かれているだけで難しい言い回しは(多分?)ありませんので、私の不確かな(^_^;文章に「おやっ?」と疑問を感 じられたら、PDFを見られたら良いかと思います。

ここからが統合サービスのインストール手順になります。

まずは、キャプチャしたISOファイルをマウントしてアクセス可能にします。

#mount /dev/cdrom /media

各OS用のフォルダに移動します。
ここで、一つ注意点があります。まぁ、見ればすぐに分かるかと思いますがMicrosoftの手順書に各OS用のフォルダについて6ページ目の10.に書かれているのですがパスが間違っています。
例えば、RHELCentOS 5.8について
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For RHEL / CentOS 5.8:
# cd /media/CDROM/RHEL58
ーーーーーーーーーーーーーーー
とあるのですが、/CDROM は不要で正しくは
ーーーーーーーーーーーーーーー
For RHEL / CentOS 5.8:
# cd /media/RHEL58
ーーーーーーーーーーーーーーー
となっています。

で、今回使用するOSはCentOS 5.8なので
#cd /media/RHEL58
で、移動し、次にいよいよ統合サービスのインストーラを実行します。
このディレクトリには、ファイルが3つありますが、install-rhel58.shがインストーラシェルスクリプトになります。

#./install-rhel58.sh

とすれば、統合サービスがインストールされます。

後は、一旦Linuxをシャットダウンし、仮想マシンの[ファイル]→[設定]で「ハードウェアの追加」で「ネットワークアダプタ」を選択し、「追加」をクリック、「ネットワーク」でアダプタを選択し、起動すれば仮想マシンでネットワークが使用可能になります。

 ふうぅ~っ、これでようやく完了です。

PS. ちなみにツイッターで私のフォローしているかたで「たったひとりのシステム管理者(@tenj_jp)」という方がみえるんですが、この人のつっやきは 多々、共感できるところがあります。私も一人シス管ですが、タイトル通り「なんでも」やってます。実は今日もエアコン工事の立会いをしていますし、事務所 の引越し、開設、閉鎖、蛍光灯の交換までもろもろやってます。まぁ、いろんなことやれるのは面白いけれど、日々感じるのは時間が足りない・・・自分だけ1 日36時間あればいいのになぁ・・・と自分の仕事がとろい事を棚に上げて、夢想しています(^_^)

 

良かったら、こちらもどうぞ!!

「なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

Anddroid デビュー!! Nexus7

<(日本酒大好き)>からの転載です。元の日付は2013-01-26です。

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秋ごろから、7インチサイズのいわゆるミニタブレットが欲しかったのですがとうとうゲットしました。

我が家は夫婦ともにiPhoneユーザでiPad2まであり、これまでiOS一色だったのですが、iPad2は実質愛妻専用となっており、持ち歩くにはやはり7inchタイプがいいな、と思っていました。

そこで、候補としては
iPad mini
・Nexus7
・Kindle FireHD
の3つの選択しがあったのですが、iOSの良さは知っているものの、以下の理由からiPad miniは外しました。
・他2つの候補より高い
・レティーナDisplayが採用されていない(iPad mini2から?)
・そして何よりエンジニア魂がAndroidも触りたい!と叫んでいる。

そして、Androidにすることは決まったのですが、どちらにするか?単純に値段だけならKindleなんですが、やはりKindleは基本的にAmazonのリーダー端末というわけで制約が多いようなので、Nexus7に決定しました。

で、一般に販売しているNexus7はストレージ容量が16GBと32GBがあり、16GBが¥19800、32GBが¥24800と5千円の差があるので16GBモデルにするつもりでした。

そこで、いつ買うか?というところで、都合のいいことに近所にヤ*ダ電機がオープンすることになりました。そこでオープンの目玉商品としてNexus7が格安ででないか?と期待していたのですが残念ながらオープンのチラシにはありませんでした。

まぁ、それでもオープンなんで何かしらあるかな?ということで初日に行ってきました。初日は金曜だったのですが、運よく以前休日出勤した替わりの休みだったんです。

店 に着くとさすがにオープン初日ということで駐車場は満車、車の列は店舗の周りをグルッとしてました。そして、無事駐車後、店舗に入り一回りして「タブレッ トが見当たらんなぁ?」と探していると、ノートパソコンの一角にひっそりと3台だけありました。NECのとLenovoのと、おおっ!Nexus7もあり ました。しかし、32GBしかなさそう。しかも、NECLenovoのは特価をしめす黄色いチラシが付いているのに、Nexus7は何もない・・・。 ネット上でも安く売られているところが発見できなかった、というかなぜか定価よりも高い値段で売られているところもままありました。大阪人の誇りとして、 「なんで定価よりも高い値段で買わなあかんねん!他人よりも安う買うてなんぼのもんやろが!」をポリシー(^_^;としていますので・・・

まぁ、 とりあえず店員さんに聞いてみんことには始まらんので、目の合った店員をつかまえて、16GBの有無を尋ねたところ、全国的に16GBタイプは不足してお り、どうしても16GBが必要であれば(意外なことに)ライバル店にはあるかも知れないとのこと。で、32GBは「もうちょっと値段なんとかならんの?」 とだめもとで聞いたところ、どこか奥の方に行ってだいぶ待ったところ、「本来、値引きできない商品なんですがオープン特価ということで・・・、1000円 引きの10%ポイントをつけさせていただきます。」とのこと。実質3380円引き!!
恐らく、このタイミングでなければ出ない値段でしょう(^_^)

というわけで、晴れてNexus7ユーザーになりました。

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