11.0からXGへの移行を実施して私が遭遇したトラブルのメモです。今からXGへと移行される方の参考になればと思い記しておきます。なお、この記事はあくまで私の個人的経験を書いたものですので、トレンドマイクロの見解とは異なるかも知れませんのでご注意ください。何かしらリスクがある場合はトレンドマイクロに確認する等のことをお勧めします。
なお、11.0からXGへの移行には大きく2つの手順があります。
1.11.0を運用しているサーバをアップデートしてXGにする。
2.11.0を運用しているサーバとは別のサーバを用意し、そこにXGを構築。クライアントを個別に移行する。
※「OSCE-11.0-ServerMigrationTool.zip 11.0 用ツール」なるものがあるようですが未確認ですので、ここでは言及しません。
Securing Your Journey to the Cloud
まず「1.」の場合は現在の環境をアップデートさせるためアップデートに失敗した場合(そうそうないかと思いますが)、Corp.サーバが不在になるというリスクが考えられました。また、全クライアントが一斉にXGの配下になるため、クライアントにアップデートが配信されて、何かしらの不具合が発生した場合に全滅!になってしまうかもしれません。
それで「2.」の方法を実際には採用したのですが、これは以前のバージョンで経験済みで個人的に実績があるというのと、私の管理下のクライアントはほぼノートPCで、外出する際に持ち出すためオフラインになる場合が多いので、オンラインになっているクライアントを確認しつつ、移行させると言う運用が現実的でした。
前置きが長くなりましたが、「2.」の移行で発生したトラブルは以下の2つでした。
A.一部のクライアントが移行できない。
B.XGにアップデートしたクライアントの動作が極端に重くなる。
「A.」も困るには困るのですが、管理者として困るだけであって、クライアントを使用しているユーザは特に困りません。一方、「B.」に関しては「ちょっと思いなぁ~!」というレベルではなく、「まともに動かん!!早いこと、どうにかせい!!」とお叱りを受けるレベルだったんです。大多数のクライアントでは、問題が発生しておらず、正直原因不明でした・・・(^^;
で、感じの解決方法ですが、「A.」も「B.」も同じで、一旦クライアント上でアンインストールして、改めてXGをインストールする、でした。少々あせりましたが、対処方法は単純で良かったのです(^_^)
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